京都むつう整体院
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コラム

 随時紹介させて頂きます
 2006年 9月号
グリーンコンシューマ
睡眠について
2006年
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 毎月、整体院で発行している新聞の記事をコラムとして、

ご紹介させて頂きます。この情報を、皆さんが参考にしてくださり、

喜んでいただければ幸いです。

■□ 「グリーンコンシューマ」 □■        荒尾 和秀

 グリーンコンシューマ。
環境意識の高い人。と言う意味だそうです。私もこの言葉を、つい最近、知
ったばかりですが、これからの世の中を考える時に、環境はとても大切だと
思いますので、一つ、私もグリーンコンシューマになりたいと考えています。

 先日、私が、塾長を務めるイネイト塾の塾生さんの紹介で、環境活動家で
ある、高木善之先生にお会いする機会をいただきました。国連NGOネット
ワーク『地球村』の代表をされている方で、心から地球環境をよくしようと
活動しているとても立派な方でした。そして、環境のお話を伺って、私は
唖然としてしまいました。「ああ、こんなにも、今の環境は危機的状況なの
か。」と、

 しかし、慌てず、落ち着いて現状を把握して、自分たちは何ができるか、
じっくりと考えて一人一人が、事実と向き合い、取り組んでゆくことが大切
な問題だと思いました。そこで、いくつかの環境問題の状況を、簡単にご紹
介させていただきますと、

・日本上空にあるオゾン層が30%もフロンによって破壊されている。
・地球温暖化が進んでおり、このままでは、海面が上昇して百年後かなりの
 地域が水没する。
・世界中の自然林が木材を伐採され、砂漠化が進んでいる。
・環境ホルモンにより、世界の野生動物に異変が続出している。
・国連環境計画の発表で、日本はダイオキシンの排出量が世界一である。
・人口爆発。世界人口が今後百年間で十五億人から六十億人と四倍。

まだまだ、ありますが、環境問題のご紹介は、この辺で終わりにします。

私たちは、あまりにも、便利・快適を良いものと考えて追求してきました。
それがいいことだと信じて努力してきました。しかし、どうも、それは、
ちょっと間違いだったのかもしれません。

 私たちの祖先は、自然に学ぶ謙虚で賢明な民族だったようです。
江戸時代の生活は世界最高のリサイクル社会であったと世界的に、評価さ
れているそうです。

 比して、エジプト文明、メソポタミア文明、多くの文明は、大規模な放
牧や治水を行ったことで、肥沃であった土地が、砂漠化してしまったこと
により、その文明が終わったことが歴史的事実として知られています。

 今、現代社会・文明も、それに近い状況に向って進んでいるそうです。
ちょっと信じられないような話ですが、これは事実です。それも、地球規
模で…。詳しく調べてみると、国連の機関や、世界の研究団体が警鐘を鳴
らし続けているのですが、何故か、私たちには伝わってこないのが不思議
です。伝わってくるのは、経済問題と犯罪情報ばかりですね。マスコミの
あり方にも問題ありということでしょうか。

 さて、ここで、私たちが、今までより、少しでも環境意識をもって、美
しい地球を、豊かな自然を残すことを意識して生活することがとても大切
であり、意義あることではないでしょうか。是非、ご一緒にグリーンコン
シューマを目指しませんか?

◆環境について詳しくお知りになりたい方は、『新地球村宣言』という
 高木先生の著書を受付で販売していますので、お読みになって下さい。
 また、割り箸の97%は中国から輸入されていて伐採された森林が砂漠
 化しているといいます。近年、黄砂が多くなっているのも、そういう背
 景があります。そこで、「マイ箸袋」も受付で販売していますので、よ
 ろしければご検討下さい。

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 ◇◆  「睡眠について」  ◆◇           清永 英志

 人間の本来持っているバイオリズムは、『朝起きて、昼間に活動して夜は
眠る』という生活スタイルがごく自然な状態と言われています。

 私も以前、半年以上の夜勤のアルバイトで体調を崩した経験があり、身を
もって、夜に心地よく眠ることは心身にとって本当に大切だなと実感しまし
た。そもそも現代のように夜型の生活が可能になったのは、電気照明の普及
のお陰で、ごく最近の話なので、身体が適応できないのも当たり前なんでし
ょうね。

 そこで、夜の睡眠の大切さと、快眠の方法を調べてみました。
ご存知のように、人は睡眠時にさまざまなホルモンが分泌され、身体の機能
を整えておりますが、夜十時〜二時頃が一番働きやすいそうです。たとえば、
脳や身体の成長や回復に必要な「成長ホルモン」は、眠りについてから数時
間後に分泌されるのですが、夜零時前後は他の時間の倍も分泌されるようで
す。他にも、「メラトニン」というホルモンは情緒安定や、性のコントロー
ル・成熟に影響があるのですが、これは眠りに入ってから四〜五時間後に分
泌されはじめ、明け方まで分泌されます。このメラトニンは目に光が入ると
分泌されにくいそうで、カーテンのすき間から光が差し込んだり、ランプが
ついていたり、何かの光が目に入ると妨げられるようです。

真っ暗な部屋で静かに睡眠することがメラトニンの分泌をよくし、良い眠り
になります。また、このメラトニンは、昼間にしっかり太陽の光を浴びるこ
とによって、夜によく分泌されるのだそうです。

 また、快眠の方法も色々あるようですが、イネイト(生命エネルギー)が
しっかり働くようになると、夜は自然に眠くなり、朝、自然に目が覚めるよ
うになるようです。
どうしても、快眠が得られない方は、下記の方法もお試しください。

○朝の太陽の光 
 私たちの身体には、生体リズム(睡眠と覚醒のリズム)を刻む体内時計が
 備わっていますが、この時計は太陽の光によって正しく調整されるので、
 良い眠りを得るためには、起きたらまず、太陽の光を浴びてみてはいかが
 でしょうか。

○朝食について
 最近は、夕食が遅い、食べ過ぎ等で、朝に食欲がなく、朝食を摂られない
 方も多いようですが、食事によって、体温を上げ、身体を覚醒モードに切
 り替えるのに役立ちますので、できれば、夕食を軽めにして頂き、朝起き
 て空腹感があれば、朝食をしっかり食べて頂くのが理想です。また、便は
 睡眠中につくられ、朝食の刺激で促されるので、便秘ぎみの人もしっかり
 眠って、朝食を摂ることで、トイレに行く習慣が自然と出来るようになる
 かもしれません。

○運動について
 適度な肉体疲労は眠りを深くするので、散歩など、少し汗ばむくらいの運
 動を心がけてみてはいかがでしょうか。

○夜の照明
 眠りに欠かせないメラトニンという物質は、暗くなると分泌し始めるため、
 寝付きをよくするためには、夜になったら明かりを暗めにすることがお勧
 めです。

○眠る前は
 眠るためには自律神経のモードを交感神経優位から副交感神経優位にする
 ことが必要です。興奮することや強い刺激は避け、自分なりのリラックス
 法でゆったりとくつろいでください。ただし、夜のカフェインやタバコ、
 お酒の飲みすぎは眠りを浅くしてしまうので控えましょう。夏ばて等の症
 状が残っている方は、できれば、夜十一時を目標にお布団の中に入って頂
 ければ理想的ではないでしょうか。また、就寝時にテレビやラジオをつけ
 っぱなしの方もおられるようですが、脳が働く原因になりますので、あま
 りお勧めはしません。以前、身体が疲れやすかった方に、試して頂いたら
 改善されたようです。

○空調について
 この時期、就寝時の冷房により体調を崩される方も多かったので 風が直
 接身体に当たらないように、又、扇風機の場合は、首は振り、天井や 壁
 に向けて頂くことをお勧めします。

     ◇◆         ◆◇

 定期的に来院頂いている方より、「夏ばてしにくくなった」「冷房に対し
て身体が以前ほど冷えにくくなった」との感想を結構頂きましたので、症状
を感じなくても、月に一〜二回の定期的な来院をお勧めいたします。
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