京都むつう整体院
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コラム

 随時紹介させて頂きます
 2006年 4月号
我慢ではなく
   自分の許容量を知る
イネイト拠点の広がり
健康づくりのための歩行
敷き布団は
  どんなものがいいの?
2006年
1月号
2月号
3月号
4月号
5月号
6月号
7月号
8月号
9月号
10月号
11月号
12月号

 毎月、整体院で発行している新聞の記事をコラムとして、

ご紹介させて頂きます。この情報を、皆さんが参考にしてくださり、

喜んでいただければ幸いです。

 ■□ 「積極的な気持ちで生活を!」 □■   荒尾 和秀

 『 生きかた上手 』というベストセラーになった九十二歳になられる現役
医師、日野原重明さんの著書を読みました。とても素晴らしい内容でした。
私が、疑問に感じていた現代医療のあり方をしっかりと医師の立場から喝破
され、その理想の実現に向けて今も活躍されています。
本当に立派な方で、尊敬の念が生まれました。

 良い習慣(前向きな心・少食・早寝早起き)を実行して、日野原先生のよ
うに元気で百歳くらいまでとはいかなくても、元気で長生きできると素晴ら
しいですね。「人間は習慣によってつくられる」とアリストテレスも言って
いたそうです。

 日野原先生も少食のようです。やはり元気で長生きされていらっしゃる方
は違います! が、何を食されているかというと……。
朝食は、ジュースとコーヒー。昼食には、牛乳とビスケット。夕食をしっか
り。とのことです。

 私からすれば、ちょっと気になる組み合わせと内容です。
ご本人も、三食のバランスの悪いのは、ご自身もわかった上であり、お忙し
いからだそうです。
 多少、問題がありますが、量と気の持ち方がいいのでしょうね。

 そこで、先月は、「我慢するよりご自分の許容量を知る」というお話をさ
せていただきました。

 今月は更にそれを一歩進めて、積極的な気持ちで食生活の改善をしません
か?ということを提案したいと思います。

 むつう整体の考えでは、引き算の生活をとても大事にしています。
しかし、それに、神経質になることなく、あくまでも参考としてご自分の積
極的な気持ちで活用していただけたらと思います。

 世の中には、栄養が足りない、ビタミンが不足だ、何々が○○に効く、と
健康食品やサプリメントをとり、そして野菜は必ず無農薬で有機栽培、無添
加でなければと神経質になり、心も身体も萎縮してしまっている方もいます。

 確かに無農薬・有機栽培・無添加の方が良いに越したことはないでしょう。
しかし、それにこだわり過ぎていては、身体にむしろ悪影響を及ぼします。
身体の為にやっているはずの事が、これでは元も子もありません。多少の農
薬が使われていたとしても、有機栽培でなくとも、添加物も少しくらいなら、
人間の身体はそれらをある程度は解毒できるだけの力は持っていると思いま
す。

 ですから、多少のことは気にせずに、自分には、治す力、元気になる力が
ある、と少しアバウトな気持ちで前向きな気持ちで生活改善をしていきまし
ょう。

何事も心のゆとりを持つことが大事ですものね。
私達が本来持っているイネイト、内なる力を存分に発揮する為に、ちょっと
意思を強く持つことで、体はより活力を発揮するようですね。
どうぞ、積極的に自信を持って改善をしていただければと思います。

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■□  健康の基準とは  □■  清永 英志

「あなたは、いま健康ですか?」と聞かれたら、以前の私なら、自分の感覚
よりも、血液検査や健康診断の結果を基準に判断しておりました。
はたして、検査結果などでしか自分の健康状態は分からないのでしょうか?
また、「健康」とはいったいどういう状態なのでしょうか?
(症状がなかなか取れない場合に、どのように考えたらいいかの目安にして
ください)

 むつう整体での「健康の基準」は、検査結果や症状が取れる取れないは二
の次で、一番大切にしているのは、イネイト(生命エネルギー)が全身にし
っかり流れて、健康に“向かっている”かどうかです。

そのポイントはいくつかあります。

 まず、第一に「頭寒足熱」です。
つまり、頭がスッキリして、足先までポカポカ温かい。これを実感して頂く
ようになれば、例え、腰痛や膝痛、頭痛が続いていても、身体全体は“健康
に向かっています”と言えます。長年、冷え性が悩みの女性でも、何回か整
体を受けていくうちに徐々に上半身、下半身、足先が温まり、冷えのぼせで
顔が火照ることが少なくなった。という声を頂いております。

 次に、「臍下丹田(せいかたんでん)に気が入る」という感覚です。
この感覚は少し難しいですが、おへその下にドスンと何かを感じ、立ったと
きに足の裏が地面にしっかり着く感じです。精神的にも安定してきて、しっ
かり立てる、微動だにしない状態です。

 あと、分かりやすいのが、食べ物が美味しい、眠りが深い、便通が適度に
ある、つまり、「快食、快眠、快便」。これも健康の姿です。

睡眠時間を問題にされる方がおられますが、睡眠“時間”よりも多少早く寝
て、睡眠の“質”を高めれば、たとえ5〜6時間でも快眠になります。
快便も個人差があり、消化吸収のスピードや運動量などで全然違いますので、
出ないときは出なくていいと思います。
基準は人それぞれ違いますので、食べたものが美味しい。気持ちよく起きら
れる。心地よく便が出る。を基準にして、あまり“他人の標準”にこだわら
ないでください。

 以上のように「健康」の基準を考えていくと、検査結果、症状に一喜一憂
するよりも、ご自身の感覚で「健康に向かっているかどうか」を、まず判断
して頂ければと思います。
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◆◇◆  振り返って ◆◇◆  西嶋 賢司

 早いもので、昨年九月の研修から半年が経ちました。
この半年を振り返ると、最初はどうなるのかと自分自身でも心配になるくら
いでした。

 木村先生の下での二ヶ月間は、施術・診断技術とイネイト哲学を学ばせて
頂き、帰京後の二ヶ月は、荒尾先生の下で症状に対する解釈や施術後などに
起きる反応への解釈など、実際の患者さんを通して、沢山の症例を勉強させ
て頂き、その中で患者さんへの説明の仕方・インフォームドコンセントのあ
り方などを学ばせて頂きました。昨年は新たな土台作りとして、大事な一年
だったと感じています。

 そんな中で一番学びを与えて下さったのは、患者さんだったと思います。
一日足りとして同じ症状の方は居られず、毎日が変化の連続であり、実践を
通して、患者さんから教わることばかりでした。最初は医学的な知識も少な
く、患者さんの質問にまともに答えることもできず、症状やアドバイスに関
してもうまく説明できないありさまでした。不安に感じさせてしまうことも
多かったと思います。

 しかし、施術後には感謝の言葉を頂き、皆さまの優しさと、この療法の素
晴らしさに助けられ、日々成長させて頂いています。

 骨折して曲がったまま治癒してしまった指が真直ぐに伸びてきた、膝の変
形で0脚になっていた脚が真直ぐになった、原因不明の頭痛やめまい・ふら
つきで悩んでいた人がよくなった、降圧剤を摂らなくてもよくなった、挙げ
ればきりがない程、この半年間だけでも多くの改善例を経験させて頂き、毎
日毎日感動しています。

 イネイト療法自体、科学的に立証されていませんが、すばらしく再現性が
あります。医師が目を丸くする事例も沢山あります。木村先生著書の中に、
イネイト療法を理解した医師がイネイト研究会に入り、病院の治療で使って
いることも紹介されています。イネイトのことを深く理解されたい方には、
木村先生が書かれた『0波動の癒し』を読まれることをお薦めします。

 イネイトを深く理解するとイネイトファンになってしまいます。
家族の中に病気の人が一人でもいると雰囲気も沈んでしまいますが、この療
法で良くなり、家族の方からも感謝され、家族揃って、来られるということ
もよくあります。研修時に、おじいちゃん・おばあちゃんからお孫さんまで
家族6人が来院ということも経験しましたが、そういう時は、うれしくて、
むつう整体に出会えてよかったと感じるときです。

 ですから一人でも多くの人に健康を取り戻して頂き、喜んで頂きたいとい
う気持ちで日々施術をさせて頂いています。少しでも皆さんのお役に立てる
よう、これからも勉強していきたいと思っています。
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●○ 「活力は、朝の空気から」 ○● 梅田受付  岩井 香衣

 春は、心がうきうきしてきますね。
私は、太陽が昇り出す時間に起きられた時は、窓を開放して、新鮮な空気を
取り入れ、両手を広げ、すうっと深呼吸してみます。すると、不思議なこと
に頭も身体もすっきり落ち着いてきます。

 私の住んでいる街の空気は、特に良い空気ではないのですが、朝の空気は
すがすがしく、朝の四時から六時くらいの空気は、なんともいえないものが
あります。

 朝の空気がよいと感じられるのは、マイナスイオンが含まれているからと
も、塵や埃が落ち着いているからとも聞きます。
朝露によって湿った植物からは、新鮮な空気が発生していますので、木々の
下を歩いていると、ちょっとした森林浴のようです。その中をゆっくり散歩
することは本当に気持ちのよいものです。

「早寝早起きは健康の要諦」といわれていますが、まさしくその通りだと思
う瞬間です。

 昔は、行灯の油代は高いものでしたので、人は、日が暮れたら余り仕事を
せず寝、夜が明けたら起きて仕事をするという生活のリズムをもっていまし
た。ですから、早起きはごく当たり前のことで、自然のリズムに添った生活
習慣で生きていました。

 ですが、現代の生活は、電気があり、夜中でも明るい環境にありますので、
ついつい夜更かしが当たり前になり、自然のリズムから外れています。
その結果が、諸々の体調不良という結果で表れています。ですから、寝起き
を調えると、体調がよくなり、そして、心身の緊張も緩み、ストレスも解消
され、自律神経も安定してきます。

 いつもより早起きをして頂き、朝の新鮮な空気を体験して頂れば、今日も
楽しく、さわやかに生きることの前向きさが心から湧き出てくることでしょ
う。

 一日の内で最も爽快で歓喜に満ちた時間を味わってみることから試してみ
ませんか。

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