|
毎月、整体院で発行している新聞の記事をコラムとして、
ご紹介させて頂きます。この情報を、皆さんが参考にしてくださり、
喜んでいただければ幸いです。
|
 |
■□ むつう整体とカイロプラクティックの関係 □■ 清永 英志
むつう整体(イネイト健康法)はベッドに寝ているだけの整体ですが、原
理を一言で説明するのは容易ではありません。基礎となっているのは、カイ
ロプラクティック哲学、ホメオパシー理論、中国の経絡(けいらく)理論が
主で、その他にも百を越える各種療法を研究し、参考にしております。
一言で説明すれば、私たちの誰もが、生まれながらに備わっている自然治癒
の力に最もこだわった整体なのです。つまり、あなた自身があなたを癒すと
いうことです。その力を私達は、「イネイト(innate)」と呼んでおります。
今回は、むつう整体の基礎の一つであるカイロプラクティックとの関係に
ついて説明させて頂きます。
ご存知のようにカイロプラクティックとはギリシャ語で「手の技」という意
味で、約百年前、アメリカ人のDD パーマーによって確立され、息子の BJ
パーマーによって更に発展をみるようになりました。
むつう整体がどのように参考としているか、創始者の木村先生のブログより
抜粋し説明させて頂きます。
◇◆ ◆◇
『カイロプラクティックでは上部頚椎の位置異常はメジャー(病気の原因)
と考えており、他の骨の位置異常はマイナー(病気の結果)です。
むつう整体では基本的にこの考えを取り入れています。
ただ、カイロプラクティックと違い、手による上部頚椎アジャストメント
(矯正)は行いません。自然にアジャストメントされるように環境その他を
整える事が秘訣です。
上部頚椎アジャストメントはとても難しい技術です。誰でも簡単に出来る
わけではありません。そして診断ミスがあると危険を生じます。
むつう整体は若干の技術は要しますが波動共鳴の原理を利用することにより
カイロプラクティックアジャストメントに比べると比較にならないくらい簡
単で、安全です。しかも、その効果は再現性にすぐれ、上部頚椎カイロプラ
クティックアジャストメントに勝るとも劣らない結果を残せます。更に最近
の研究の進展により、より素早く、より簡単に効果を顕すことが出来ます。
むつう整体によって上部頚椎の位置異常が矯正されますと、時間の経過と
ともに他の脊椎(せぼね)、骨盤、肩や肘、膝、手首、足首などの関節も正
しい位置におさまってイネイトが十分流れます。
その結果、関節の痛みにしても、内臓の病変でも、目、耳、鼻、舌などの感
覚器の異常も自然と解消されます。もちろん完璧に修復される場合もありま
すが、あまりにも損傷が激しく百%の修復を望めない場合もあり得ますし、
手術が適応する場合もあります。
カイロプラクティックでは思いつきで上部頚椎に至った訳ではありません。
BJパーマーとその仲間が二十年以上の試行錯誤の結果確立した学問、それが
上部頚椎カイロプラクティックテクニックです。的確に治療されますと奇跡
的な結果を見ることもしばしばです。私たちを誕生させたその力、イネイト
が「上から下へ、内から外へ、心から肉体へ」体中に満たされ、起こす奇跡
です。外からの力ではありません。それは、私たちが先天的に獲得している
内なる叡智、フォース(力)です』(以上、木村先生のブログより抜粋)
◇◆ ◆◇
むつう整体ではカイロプラクティックの理論を取り入れていますが、手技
による外側からの刺激は与えません。波動共鳴の原理を用いた道具(スーパ
ーアディオ)を用いるだけで、上部頚椎のカイロプラクティック専門家も驚
くようなアジャストが、ご自身の内側の力によって自然に行われ、上位部頚
椎のロック(固定)が外れ、全身にイネイトが流れ出し、ご自身の自然治癒
力が目覚め始めます。
その結果、整体後に首の骨や背骨、骨盤が動いた、手足がピクピクした等
の感想を頂くことがあります。
皆さんも、こういった身体の反応がありましたらどうぞお聞かせください。
|
 |
|
|
■□ 六月 梅雨時 □■ 金沢文庫むつう整体院 山岸 京子
今年は、五月も梅雨のような天気でしたが、例年なら、六月に入ると今迄
の爽やかな気候が一転し、雨の多い、湿度の高い、過ごしにくい梅雨の季節
になります。この時期は、身体のあちこちが痛んだり、だるくなったり、息
苦しさを感じる方も多いようです。中でもアトピーの方で、汗をかくと痒み
が増すような方は、大変辛い時期です。それから、注意して過ごして欲しい
方は、小さなお子さんのお母さんや妊婦さん、お年寄りです。
金沢文庫むつう整体院にも、このような方々のトラブルが増えてきています。
つわりがなかなか終わらなかったり、お腹が張ったり、逆子や切迫流産で安
静に過ごしている方もいます。
六月〜九月にかけて増えてくるのは、クーラーの「冷え」が原因のように
思います。冬の間は、寒さから身を守る為に、身体は縮んでいますが、夏は
逆に、身体の熱を発散させるため、身体はゆるみ、骨盤や手首、足首等の関
節も開き、毛穴も開いて、外気との交流を盛んに行います。
電車やデパート、スーパー等のクーラーの冷たい空気は、開放的な状態でい
る身体の中に入り込んで芯まで冷やします。冷たい空気は足元に溜まります。
頭寒足熱とは反対の状態を作り出し、健康な方はもちろん、冷えに注意の方
に、大きなダメージを与えるのです。そして、冷たいものが欲しくなる時期
でもあります。冷たい飲み物やアイスクリーム等を口にすることも多くなり、
結果、外と内から身体を冷やすことになります。授乳中のママは、大切な赤
ちゃんに冷たくて、甘い粘りの多いおっぱいを飲ませることのないようにし
ましょう。お風呂に入って汗は出るけれど、身体の芯まで温まらない・・・
といわれる方、身体は、とっても冷えているのです。
自然な綿素材の着心地の良い身体も喜ぶ衣服を着て、イネイトが十分流れ
易い身体にしていきましょう。楽しく健康に過ごすために月一、二回むつう
整体でイネイト全開にして頂きたいです。 |
 |
|
|
◇◆警告反応に気付いていますか? ◆◇ 西嶋 賢司
イネイトがしっかり働き出すようになると身体の感覚が鋭くなってきます。
すると、自分にとって合わないものや負担となるものに対して、身体の変化
で警告を出して、教えてくれる反応が出ることがあります。
現代社会は、空気は排ガスなどで汚れ、水は塩素で消毒され、食べ物も野
菜には農薬、外食・加工食品には添加物(防腐剤・香料・着色料など)で侵
され、さらに身の回りでは、携帯電話やテレビなどの家電製品からでる電磁
波・電波に曝され、昔に比べ身体に負担となる環境の中で生活しています。
私は、この一ヶ月位前から、警告反応が強く出るようになってきました。
例えば、靴・靴下・ベルトによる締め付けで、腰や膝の痛みやだるさが出た
り、甘いものを食べ過ぎて、鼻が詰まったり、添加物に反応して、喉がジリ
ジリ痛くなったりしました。極めつけは、パソコンを長く使った後に、携帯
電話の電磁波に反応して、頭や首に痛みが走ったり、締め付けられるような
痛みを感じました。今までも反応はありましたが、それにも増して、反応が
出るようになっています。
患者さんにお聞きした例で、やはり多いのは靴・靴下・下着・ジーンズな
どによる締め付けで、腰や膝の痛みやだるさを訴える方が多いです。
その他では、指輪の締め付けによる腰の痛みやパワーストーンのブレスレッ
トによる膝の痛み、添加物・農薬による舌のしびれなどもありました。
こういう反応が出た方の話を聞くと、新たな痛みか再生反応だと思い、警告
反応だと気付いていないことが多いようです。
そして、「この程度なら大丈夫だろう」と思っているちょっとしたことが、
大きな負担になっていることがあります。より良い生活を送るためにも、イ
ネイトの流れを低下させるものやイネイトの働きを阻害するようなものがな
いかを確認し、見直して頂ければと思います。
詳しくは、整体院においてある資料や書籍『0波動の癒し』の引き算の法
則などをご参考下さい。 |
 |
|
|
●○ 「よく噛むっていいですね」 ○● 梅田受付 岩井 香衣
最近、私は食後「食べ過ぎなのかな?」と、重く感じる胃を気にしていま
したが、これは、私の思い違いでした。
原因は、咀嚼(そしゃく)が足りていないだけでした。
私たちの食卓には、噛まなくてもよい加工食品が多くあり、私も子供の頃
からそれに慣れきって、どんどん咀嚼しなくなる傾向にありました。
気がつけば急いでいる時は、数回噛んだだけで飲み込んでいました。
これでは、胃が重く感じて当然ですね。
では、昔の人々はどれ位咀嚼していたのかを調べてみました。
戦前は一食あたり、1420回(現代の二倍)、弥生時代は、3990回(現代の六倍)
噛んでいたそうです。ちょっと驚きですね。
私は、これを知ってから、食べ物の粒が無くなるまで噛むようにしました。
すると、胃の不快感は消え、満腹感も出てきて、口の中もすっきりしてきま
した。よく噛むと、食事の間に消化吸収が始まるそうです。それからは早い
時に満腹感が出てくるようになったので食べ過ぎることが少なくなりました。
それから、よく噛むと唾液の分泌が促されます。唾液には、殺菌・抗菌力
があり、口の中を自浄してくれるので、虫歯、歯周病の予防にもなるそうで
す。健康な身体を維持する為には、噛むことがとても重要なようですね。
とは言いましても、なかなか習慣を変えられないという方は、先ずは、一口
目を三〇回以上噛むようにしてみてはいかがでしょうか?
私の体験では、後の食事のスピードがゆっくりとなり、噛む回数が増えてき
ました。そして、よく噛んでいますと、食べ物を頂けることに自然と感謝の
心が湧いてきて、よく味わいながら食事をするようになりました。 |

|