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なんと成人女性の約1割がなっていると言われる「貧血」。
「血液検査では何でもなかった。」と安心していても、ダイエットや偏食などによって実は「隠れ貧血」と言うケースが多くあるのです。
また、貧血は大きな病気の前兆のケースもあるので、最近なんとなく顔色が悪いな、疲れやすいな、息切れがするな・・・etcそんなあなたは貧血を疑ってみて。
こんな症状こころあたりがありませんか?
めまい、立ちくらみがする
顔色が悪い
肩こりや頭痛、頭重感がある
口のまわりや舌が荒れている
少々の運動で動悸や息切れがする
疲れやすい
爪がもろくなり、そり返ってスプーン状になっている
手足がむくむ
月経が不順
食欲がない
カラダが冷えやすい
体がだるい、眠気がある
貧血になると身体は低酸素状態になるので、全身にさまざまな症状として現れるのです。
貧血は血液中の赤血球数もしくはヘモグロビン濃度が減少している状態のことを言います。赤血球は全身に酸素を運ぶ働きをするものです。この赤血球や、赤血球を構成する血色素のヘモグロビンが減少すると、体の細胞が酸欠状態となり、結果として体のあちらこちらに貧血の症状が出てくるのです。
血液検査の基準値
(基準値はあくまで目安となるものです。)
赤血球数
男性 400万〜500万個/
女性 350万〜450万個/
ヘモグロビン
男性 13〜17g/dl
女性 12〜15g/dl
貧血の中で最も多い貧血は「鉄欠乏性貧血」です。赤血球を構成するヘモグロビンは鉄を原料としており、鉄が不足することによってヘモグロビンの減少を引き起こすのです。体内中の鉄は成人男性で約4.0g、成人女性では約2.5g存在し、その鉄約70%の大半は血液中のヘモグロビンに含まれ、残りの30%は肝臓や脾臓、骨髄、筋肉などに「貯蔵鉄」として蓄えられています。よって、鉄分が不足してもすぐには鉄欠乏性貧血になりません。しかし、不足状態が続くとこの「貯蔵鉄」が底をつき、血液中のヘモグロビンも減少し、赤血球も減少し「鉄欠乏性貧血」となるのです。
月経により生理出血のある女性は圧倒的に鉄不足になりがちです。胎児への酸素を送る必要がある妊婦や、授乳中の女性、ダイエットや偏食をしている方も貧血になりやすいといえます。
その他に、多くの栄養を必要とする成長期の子どもや、小食など、胃腸の機能が弱まり鉄分吸収が低下している高齢者、激しい運動で大量の汗をかき鉄を体外に流出してしまう方、マラソンなどで足裏の血管を壊し赤血球を破壊している方も貧血になる可能性があります。
また、貧血は胃・十二指腸潰瘍、大腸がん、痔など他の疾患の症状の一部として現れている場合もありますので、貧血を軽くとらえずに正しく原因を知り改善・予防していくことが必要です。
朝食をしっかり食べる
朝食は1日の活動現です。ダイエットのために食事量を減らしたり、生活リズムの崩れで朝食抜きや夜更かしなどは、栄養が欠乏し貧血を招く原因となります。規則正しい生活は美容と健康を維持するための基本です。できるだけ心がけるよう努力してみてください。
調理器具で工夫
調理に鉄製のフライパンや鍋を使用すると、鉄が微量ながら溶け出し鉄分を摂取することができます。
よく噛む
食事はおちついてよく噛んで食べる習慣を身につけましょう。よく噛むことで、唾液が分泌され胃液も多く出て胃腸の消化を助け、鉄などの栄養素の吸収を助けます。
食事内容をみなおす
鉄はできるだけ自然な食事から摂取することが望ましいです。
また、鉄の体内への吸収率を上げるためにはビタミンCは欠かせません。鉄を含む食品と一緒に縁黄色野菜などもたっぷりと摂取してください。
鉄を含む食品
/100g
季節(旬)
ひじき(乾燥)
55mg
春
焼きのり
11.4 g
11月〜3月
煮干し(いわし)
18.0g
8月〜10月
シジミ(生)
5.3.0g
1月〜2月/8月
ごま(乾燥)
9.6g
秋
切り干し大根
9.7g
10〜3月
パセリ
7.5g
3〜4月
きな粉
9.2g
10〜5月
アサリ
3.8g
5〜7月
いんげん豆(ゆで)
2.0
12〜5月
ほうれん草
2.0
12〜2月
きゅうり
11mg
5〜8月
ほうれん草
65mg
12〜2月
しその葉
50mg
6〜9月
ちんげんさい
28mg
1〜3月
パセリ
200mg
3〜4月
ピーマン
80mg
6〜8月
小松菜
75mg
12〜2月
ブロッコリー
160mg
11〜1月
にら
25mg
3〜9月
春菊
21mg
11〜3月
トマト
20mg
6〜8月
大根の葉
70mg
10〜3月
梅干や酢などを一緒にとり、胃酸を分泌させて鉄の吸収率を上げるのもよいでしょう。
お茶は食事の30分前後は避ける
「タンニン」は鉄の吸収を低下させるといわれています。
食事の30分前後に「タンニン」を含む飲料(コーヒー・紅茶・緑茶など)を摂取することは避けるようにしましょう。